ペットに持病などがある、健康体であっても急な怪我や病気などをする可能性を考えると、飼い主の方も気が気ではないことでしょう。ペットシッターにお世話をしてもらっている最中であれば、もしものときにペットを病院へ連れて行ってもらえます。
そこで今回はペットを病院へ連れて行くべき異変や、ペットシッターによるサービスについてご紹介いたします。
1. 急な怪我や異変が起きる可能性
ペットは生きもののため、急に体調を崩してしまうことも考えられるでしょう。普段一緒にいるときに限らず、留守番をしている最中に異変が起きてしまう可能性もあるのです。ペットは人間のように言葉を話せません。鳴き声や歩き方・仕草などから、飼い主の方が感じ取ってあげなければならないことでしょう。いかに早く感じ取ったうえで対処できるのかが、非常に重要となります。
じわじわと体調が悪くなっていき、あるタイミングで表面化することもあります。たとえば風邪や熱中症などがその代表例です。一瞬で異変が起きてしまうのであればまだ気がつきやすいかもしれませんが、じわじわと進行するタイプの病気は発見が遅れてしまいやすいものです。気がついたときには重症化している恐れもあります。
また怪我に関しても、出血の有無などによっては発見が遅れるケースもあることでしょう。骨折や打撲などのような怪我であれば、足を引きずり歩く際にかばうようにするなどの異変によって発見できるものの、パっと見ではわかりにくい症状といえます。また出血がともなう怪我は、血の跡が床についているなど出血部分をみただけで発見ができることでしょう。いずれの場合もいつ起きてもおかしくないことのため、常にその意識をもつことが大切です。
2. 病院へ連れて行くべき異変
ペットにあらわれた異変のなかでも、動物病院へ連れて行くべきか否かという判断は難しいことでしょう。できることなら少しの異変でも、すぐに病院で診察を受けるというのが理想です。しかし金銭的な部分や時間的な部分では、あまり現実的ではないかもしれません。そうなると異変に気がつくたびに病院へ連れて行くべきかどうかという、慎重な判断が求められることになるのです。
飼っているペットの事をよく理解しているかどうかが、判断基準のひとつのポイントとなることでしょう。同じような症状であっても、ペットの種類によってはそのまま放置していても問題がない場合があります。反対に緊急を要する場合もあるわけです。また素人判断という点も、危険がともないます。獣医のように専門家であれば、患部や症状などによって緊急度の判断が適切にできます。しかし素人では見た目上問題がなければ、ついつい様子見をしてしまいがちです。
出血しているなどわかりやすい場合には、すぐさま病院へと連れて行くかもしれません。しかし少し様子がおかしいレベルの場合、様子見にしてしまうことでしょう。その結果急激に症状が悪化し、命が危険な状態になってしまう恐れもあるのです。そのためできる限り、病院で診察を受けることをおすすめします。あるいは電話などで動物病院へ連絡し、指示を仰ぐこともひとつの手段となることでしょう。
3. ペットシッターの対応
ペットシッターにお世話の依頼をしている最中にペットに異変が起きた場合、対応の可否がわかれることになります。依頼先のペットシッター全員が動物看護師の資格をもっているなどであれば、適切な対応がすぐにできることでしょう。しかしすべてのペットシッターが、そうとは限りません。依頼するペットシッターが資格を有していない場合には、素人よりは詳しい部分があるとしても、看護師レベルの対応は難しい可能性があります。
ペットシッターはお世話をするにあたり、事前に飼い主の方からペットの性格や特徴など、ヒアリングを行うことになります。実際にお世話をする際には、そのなかで知った内容に沿って行うことになるのです。裏を返せば、聞いていないことは知りようがないのです。お世話中にペットの異変を察知したとして、飼い主の方であれば過去の経緯を踏まえて原因の可能性があることに思い当たるかもしれません。しかしペットシッターでは、そうはいかないこともあることでしょう。
お世話をしている最中の異変であれば、ペットシッターとしてもそのまま放置にすることはできません。然るべき報告と、対処をしてもらうことになるのです。
4. 通院代行サービスを利用する
ペットシッターの業務のなかに、通院代行サービスが含まれているかどうか、事前に確認をしておくとよいでしょう。通院代行サービスというのは、飼い主の方に代わってペットシッターが病院への送迎を行い、受診をしてくれるサービスのことです。このサービスを行っているペットシッターであれば、万が一の場合であっても迅速に対応してもらえることでしょう。お世話を依頼している間は飼い主の方の目が届かない状態となるので、いざというときを想定しておくことは、非常に大切なことです。
また通院代行サービスをお願いしていたとしても、ペットシッターがお世話に訪問するのは基本的に1回1時間だけです。それ以外のタイミングの場合、ペットシッターも異変に気がつけません。もともとペットに持病があるなど気になる場合には、ペットシッターの訪問時間や回数を延長するように、あらかじめ相談することをおすすめします。そうしておけば、ペットの異変に気がついてもらえるタイミングが増えることになります。飼い主の方も安心して、ペットシッターにおまかせできることでしょう。
5. まとめ
怪我や病気・体調不良など、ペットの体調が変化することはいつ発生するかわかりません。飼い主の方がお世話している普段ならまだしも、ペットシッターにお世話をお願いしている最中に起きてしまうことも、想定しておく必要があります。「COSYペットケアサービス」ではできる限りのサービスを行いますので、いざというときの対応もお任せください。皆さまからのお問い合わせを、心よりお待ちしております。
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